ブログ・お知らせ

ブログ・お知らせ

糖の種類

2021/09/24

そのほか

こんにちは、にこにこスタッフ森田です。


最近では、糖質や糖分を低く抑えていることを記載した食品がとても増えています。
ダイエット効果や健康面から、糖質オフ・カット・ゼロといったアルコール飲料も販売されています。

この糖質や糖分は、いくつかに分類わけされます。
まず大きく炭水化物のなかで、『糖質』と『食物繊維』にわかれます。

『食物繊維』は消化吸収されませんので、栄養素としての作用はほとんどありません。
しかし、腸の調子を整える、糖の吸収を遅らせ血糖値の急上昇を抑える、コレステロール値を低下させるといった重要な働きをしています。

『糖質』は最も即効性のあるエネルギー源となります。
タンパク質や脂質もエネルギー源となりますが、糖質が最も素早くエネルギーへと転換されます。

糖というと、まず一番に砂糖が思い浮かぶかたが多いと思われますが、他にもブドウ糖・果糖・乳糖・オリゴ糖・でんぷんなどはよく耳にすることがあります。
これらはすべて『糖質』であり、分子の種類や数の違いによって、呼び名が異なってきます。

食事から糖質を摂取すると、消化器にて消化・分解され、小腸にて吸収されます。
その後肝臓に送られ、そこから血中にブドウ糖のかたちで放出され、全身の細胞に運ばれエネルギー源となります。
また肝臓や筋肉でグリコーゲンとして蓄えられ、必要な時にブドウ糖として放出されます。

ただし、食事から摂取する糖質が多くなりすぎると、『中性脂肪』へと変換されます。脂質だけでなく糖質を摂りすぎた場合でも中性脂肪は増えます。

肝臓にて中性脂肪が多く蓄積すると、脂肪肝となります。
最近では、アルコールが原因でない脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝疾患)が増えているようです。
脂肪肝が進行すると、肝炎や肝硬変、肝がんを発症することがあるため、注意が必要です。


糖質を含む食品は沢山ありますが、食事から摂取した後、吸収される速度に差があります。
ブドウ糖や砂糖(ショ糖)は分子の数が小さいため、素早く吸収され、すぐにエネルギーへと転換されます。
その代わりに血糖値の上昇速度も早く、それを下げようとインスリン分泌が多量に必要とされます。

血糖値の上下幅が大きくなると内分泌系など体に負担がかかります。
また、インスリンを分泌するすい臓にも負担となり、その状態が続きますと、糖を細胞に取り込むインスリンの効果が低下してしまいます。

したがって糖質を摂取する上で、血糖値の上昇を抑えられるように、食事の工夫が大切となります。
また、摂取総量が多いと血糖値は上昇しますので、糖質の割合が高い献立が続く場合は、バランスに気をつける必要があります。


果物に多く含まれる『果糖』は、ブドウ糖と同じく分子は1個で、比較的早く吸収されます。
血糖値はブドウ糖の濃度ですので、果糖の摂取では血糖値は上がりにくく(吸収後、果糖の一部はブドウ糖に代謝されます)、代謝にインスリンはほぼ必要としないとされています。

特徴としては、ブドウ糖より甘味が強く、低温になると更に甘味が強くなります。
そのため、果物は冷やしたほうが、より甘く感じます。

ただし、果糖の摂取は血糖値への影響は少ないのですが、取り過ぎると中性脂肪へと変換され、脂肪の蓄積につながるおそれがあります。
また、体内ではブドウ糖より「糖化反応」が起こりやすいといった点も注意が必要です。

しかし、果物には果糖だけでなく、ブドウ糖や砂糖(ショ糖)も含まれ、他にビタミンやミネラル、食物繊維も多く含まれていますので、食べ過ぎなければメリットは多くあるようです。

一方、ぶどう糖果糖液糖・果糖ぶどう糖液糖といった異性化糖とよばれる糖類は、果糖の含有量がかなり多くなります。
トウモロコシなどを原料に酵素反応させ生成されたもので、名前のとおり、果糖とブドウ糖が主成分となります。
果糖とブドウ糖の割合を変えることで甘さを調整することができるため、食品加工に扱いやすく、また砂糖より安価なため、多くの食品に用いられています。

低温で甘味が増すといった果糖の特徴を兼ね備えていますので、清涼飲料水や冷菓、他には菓子パンや缶詰にも使用されています。
特に清涼飲料水には多く用いられ、スポーツドリンクにも入っていますので、夏場の水分補給としてスポーツドリンクを飲み過ぎると、果糖そして糖分の摂りすぎになるため、気をつける必要があります。

また、市販されているフルーツジュースは、飲みやすいように食物繊維などが除去されているため、健康のための摂取として考える場合は、果物はそのまま食べることがお勧めです。


< 戻る