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頭痛薬

2022/01/26

そのほか

こんにちは、にこにこスタッフ森田です。


少し以前の話になりますが、ワクチン接種後の副反応による頭痛の対策として、市販されている頭痛薬が有効と報じられ、一時期薬局の頭痛薬の在庫が品薄状態になりました。
初めはアセトアミノフェン系が推奨されたため、アセトアミノフェン系の頭痛薬の売り切れがおこりました。
その後、アセトアミノフェン系でなくても有効と報じられたことで、集中して売り切れる状態は収まりました。

頭痛薬と書いたのですが、実際は歯痛・関節痛・生理痛など様々な痛み症状を抑える鎮痛薬となります。
薬局では、多くの製薬企業が様々な商品を出しておりますが、鎮痛作用の成分の違いにより分類わけされています。
その鎮痛成分の一つがアセトアミノフェンとなります。
他に、ロキソプロフェン・イブプロフェン・アスピリン・サリチルアミド・イソプロピルアンチピリンなどがあります。

このような鎮痛成分に加え、他の成分が追加され、多くの種類の製品が販売されています。
睡眠作用や胃腸障害、アレルギー反応などの副作用がおきることがあります。また種類が沢山あるため、薬局で購入される時には、薬剤師に相談されると安心です。
アセトアミノフェンは、市販薬に含まれる鎮痛成分の中では副作用が少ないといった経緯があり、最初に推奨されたようです。


頭痛症状が強くあらわれている時は、起きていることが辛く、日常生活に支障がでることもあります。
頭痛だけでなく、他の痛みに関しても同じことが言えますが、慢性的に痛みを抱えているかたにとっては、鎮痛薬はなくてはならない薬となっています。

私も時々頭痛がおきることがあり、症状が強い時には薬を服用することがあります。
鎮痛薬の種類には、小児用や症状が強いかた向けのもの、即効性があるなど様々な製品があります。
私は、鎮痛薬を使用する機会が少ないためか、服用時には比較的弱い成分のものでもよく効きます。


鎮痛薬は服用量や回数が多すぎると、体が薬に慣れてしまい、鎮痛効果が低下するといった特徴があります。そうなってしまうと、服用回数の増加や、より強い成分が含まれる薬が必要となります。

原因がわかり、頭痛の根本的な治療・予防ができれば良いのですが、原因として考えられる要因は様々で多岐にわたるといった難しさがあります。
最近では、コロナ禍のマスク使用が原因とみられる「マスク頭痛」で困っているかたが多くおられるようです。


慢性的に頭痛症状をかかえており、1週間の間に何度も頭痛が生じ、毎回鎮痛薬を服用されている場合には、一度頭痛専門外来を受診されるとよいそうです。
自身で選んでいる市販薬が適正か、また隠れた病気の有無など、診察を受けていると安心です。

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