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睡眠の質・時間

2023/06/30

そのほか

こんにちは、京都の訪問マッサージにこにこスタッフ森田です。

最近は『睡眠』に関する様々な情報であったり、書籍などが出版されています。それだけ多くの人々が睡眠の問題を抱えていることの表れだと思われます。毎晩熟睡し、翌朝はすっきりと目覚めることが理想ですが、そのような睡眠をとれているかたは少数ではないでしょうか。

年齢とともに睡眠は浅く熟睡できる時間も短くなり、目が覚めやすくなります。一方子供では、熟睡している横で大きな音が鳴っていても長時間眠っています。その状態で無理に起こすと、寝起きが悪くしっかりと覚醒するまで時間がかかることがあります。

お酒を飲んだ時は、寝つきが早く熟睡しているようにも見えますが、実際は睡眠は浅くなっているようです。睡眠時無呼吸症候群がある人では、お酒を飲み過ぎると症状が悪化するおそれがあります。
お酒に限らないのですが、充分な睡眠時間をとっているにかかわらず日頃の疲れがとれにくい場合は『睡眠の質』が低下しているのかもしれません。

成長期の子供には長時間の睡眠が必要です。一方、高齢者を含め成人後では6~8時間およそ7時間前後が目安とされています。しかし睡眠時間には個人差があり、それより短い時間であっても元気に過ごしているかたも多くおられます。

以前テレビで流れていたのですが、メジャーリーグの大谷選手はおよそ12時間ほど睡眠時間をとる日もあるそうです。ピッチングとバッティングの両方をおこなっているため、肉体の回復にはそれだけ長時間の睡眠が必要なのかもしれません。またアメリカは国内でも時差があるため、長距離の移動が睡眠の質に影響している点も考えられます。
他にもスポーツ選手やアスリートは、一般人と比べ睡眠時間を長くとる人が多いそうです。プロのアスリートになると、日々のトレーニングによる肉体へのダメージは大きく、回復には多くの栄養と長時間の睡眠が必要なのだと思われます。

スポーツ選手やアスリートは例外かもしれませんが、いくつかの研究では、睡眠時間が短いだけでなく9時間以上など長時間とっている場合にも、健康には悪影響をもたらす事がわかっています。
長時間寝すぎた時に首を寝違えることがあります。寝ている状態は体への負担が少なそうですが、実際には首・肩・背部の血流は悪化するため、例え横になっていても長時間同じ姿勢でいることは好ましくありません。
また長時間寝過ぎることによって、心血管系疾患のリスクが高まったり、脳の機能に悪影響を及ぼすといった研究結果も出ています。

肉体的にハードワークであったり、体質の影響により長時間の睡眠を必要とするかたもおられます。
しかし日頃の『睡眠の質』が低下し熟睡できていない事によって、結果的に睡眠時間が長くなっている場合も考えられます。そういった場合は、まず『睡眠の質』を改善することが大切です。

慢性的な睡眠不足は健康面に悪影響を及ぼします。一方、長時間寝過ぎる事によるリスクもあるため、基本的には毎日決まった時間に、適切な時間の睡眠をとることが必要とされています。
しかし様々な事情からそのような睡眠をとれている人は少ないと思われます。平日に睡眠不足が続いた時であっても、前日には早めに就寝し休日もできるだけ普段通りの時間に起床し、それでも眠気が表れる場合は、日中に短時間の昼寝をすることが良いとされています。

シャンパンファイトのイラスト

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