ブログ・お知らせ

ブログ・お知らせ

水分補給のための色々な飲み物

2023/08/11

そのほか

こんにちは、京都の訪問マッサージにこにこスタッフ森田です。


暑い日々が続いていますが、35℃以上の気温まで上がると体への負担は本当に大きく体力を消耗します。日本ではここ数十年の間に、35℃を超える猛暑日の日数が大きく増加しています。
この時期になると、毎日のように天気予報やニュースで注意喚起されていますが、熱中症や脱水症状に気をつける必要があります。

若い人と比べて高齢者では、体全身に蓄えられる最大水分量は減少しています。一方で排尿の回数は増える傾向があります。
例えエアコンのきいた室内で過ごしていても、徐々に体の水分は失われていきます。元々蓄えられる水分量が少ない高齢者は、よりこまめな水分摂取が必要となるのですが、トイレの回数を気にかけて摂取を控えるかたも多くおられます。
しかし、水分を摂取しないと脱水症状や熱中症の危険性が高まります。実際に室内で発生した熱中症の報告件数も多く上がっています。エアコン等での室温調節が大変重要であり、例え室内で過ごしていても、意識してこまめに水分補給する必要があります。

日本は水が豊富であり、また水道水が安全なため、海外の多くの国と比べ大変恵まれているそうです。水不足の年であったり災害がおき水の調達が困難になる時もありますが、通常は水道の栓を開けると、いつでも安全な飲料水が出てきます。
消毒のための塩素の味が苦手なため浄水器を使用したり、またミネラルウォーターを購入しているかたもおられます。

水以外にも水分補給のための飲み物は数多く販売されています。アルコールを除くと基本的には水分補給としての役目をはたしますが、清涼飲料水などに含まれる糖分の量には気をつける必要があります。塩分やミネラルが含まれているスポーツドリンクも良いのですが、糖分も多く含まれているため摂取量には注意が必要です。
またコーヒーなどカフェインが多く含まれる飲料も摂取量には注意が必要です。カフェインには利尿作用があるため、水分補給の目的としてはあまり向いているとは言えません。
お茶は種類によりカフェイン量に差がありますが、一般的なお茶はコーヒーほど多く含まれていません。夏によく飲まれる麦茶にはカフェインが含まれてないため、水分補給に向いています。

塩分の摂取量が足りていれば、スポーツドリンクなどは少量程度で、基本は水やお茶を摂取するのが良いかと思われます。三食の食事に含まれる塩分量で十分足りますし、むしろ一日の推奨摂取量を上回っている人が多数となっています。
負荷の強い運動により発汗量が多い時には、水分と同時に塩分やミネラルの摂取も必要です。しかし屋内での日常生活における発汗量では、却って摂り過ぎとなる場合もあるため注意が必要です。

「水」と言っても、店頭では多くの種類の商品が販売されています。一般的なミネラルウォーター・天然水・アルカリイオン水・炭酸水・水素水・海洋深層水など様々な種類があります。含まれる成分の違いや、体への作用に違いがあるといった商品など様々ですが、通常の水分補給のために飲むのであれば、水道水やミネラルウォーター・またお茶で良いように思われます。
清涼飲料水やスポーツドリンク・コーヒーなどは嗜好品としてとらえ、必要な塩分やミネラルは、基本的には食事からの摂取が望まれます。

水分補給をする人のイラスト(男性)

< 戻る