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アメリカ大統領選挙
2020/11/05
そのほか
こんにちは、にこにこスタッフ森田です。
今テレビのニュースでは、アメリカ大統領選挙のニュースがメインとなっており、番組のかなりの時間が費やされています。
他の国の大統領や首相が変わる時とは注目度が全く違いますね。
トランプ氏かバイデン氏かどちらが当選するかで、これからの世界の経済状況や株価の変動、また環境問題や軍事的影響がとても大きいため、これだけ日本においても連日報道されているようです。
トランプ氏が赤、バイデン氏が青といった感じで明確に色わけされ、政策も対比して紹介されています。
ただ私自身、基本的なアメリカの大統領制度についてわかっておらず、ニュースを見ていてもよくわからない点が多くありました。
今回はそのあたりのとても基本的な部分なのですが、調べてみました。
アメリカの大統領選は4年に一度おこなわれ、選挙日は11月の最初の火曜と決まっているようです。
保守的な共和党とリベラル(自由主義)な民主党の二大政党制となっています。現在のトランプ氏は共和党であり、減税やメキシコからの移民の規制や銃保有を促進し、アメリカ第一主義を掲げています。
一方バイデン氏は民主党で、医療保険の改革や銃の規制強化、新たな気候変動対策などを公約に打ち出しています。トランプ氏が対外的に強い姿勢で臨んでいるのに対し、バイデン氏は民主主義を重視した外交を考えており、少し前に離脱したWHO(世界保健機関)に復帰すると明言しています。
日本もそうですが、現在アメリカと中国の貿易摩擦は特に大きく、中国では次期大統領がどちらになるかが注視されています。
大統領選挙の特徴として、「選挙人」制度があります。今ニュースでは州ごとに色分けされた報道をされていますが、まずは州として、どちらの政党が多く得票できるかを決めています。
アメリカの州の人口比ごとに選挙人が割り当てられており、国民はこの選挙人を投票にて選びます。人口の多い州では割り当てられる選挙人は多くなります。
ただし、昔からの政治基盤があり、選挙前からどちらが優勢になるかわかっている州もあるようです。
一方で、激戦州とよばれる、結果が出るまでどちらが得票できるかわからない州もあり、その激戦州が特に注目されています。
州ごとにどちらの政党が獲得するかで、得票が多かった政党が、その州では選挙人を全員獲得します。
選挙人は全員で538人いるため、過半数の270人以上の選挙人の推薦を受ければ、大統領として選ばれることが確定します。
この選挙人制度が日本にはないため、実際わかりにくさがあります。
11月3日に選挙は行われたのですが、まだ結果が出ていません(11/5時点)
新型コロナウイルス感染症のため、今回の選挙は郵便による期日前投票が多かったことが要因とのことです。州によっては期日前の郵便投票の必要性を提示する義務があったりと、時間がかかるようです。
また、過去に郵便投票での不正があり、バイデン氏が郵便投票での得票数が多いと考えられているため、トランプ氏は郵便投票の無効を訴え、裁判を考えているようです。
そのため、次期大統領が確定するのはまだ時間がかかりそうです。
今回の大統領選で、別の視点で注目されているのが、二人の年齢です。
選挙前によく言われていたのが、バイデン氏の年齢について、健康問題は大丈夫かと報じられていました。
現在77歳で、今月20日には78歳になるそうです。確かに、これから大統領になるには高齢であると感じましたが、一方のトランプ氏も74歳です。
日本では後期高齢者の年齢にあたりますが、テレビで二人の討論や集会を見ていても、年齢を感じさせないほどパワフルでとてもバイタリティに溢れています。
私個人としては、政策以上に、二人が普段どういった生活や健康法をおこなっているかなど、そちらの特集にとても興味があります。