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巻き爪

2021/03/26

日々

こんにちは、にこにこスタッフ森田です。


一日を過ごすなかで、手に比べ、足先を見る回数はかなり少なくはないでしょうか。

足は、日中は靴下や靴を履いている時間が長く、素足でいる時間が短いという点があります。
私自身足先をしっかり見るのは、風呂に浸かっているときか、爪を切っているときくらいかなと思います。

それに比べ、手はいつでも視界に入りますし、傷や違和感がある時は、すぐに気づきます。
足先は、手先よりも感覚が鈍いため、手で感じとれる少しの違和感は見逃されています。そのため、足の爪や皮膚の状態があまりよくないけれど、気づかずに過ごしておられるかたが多くおられます。


手と比べ、足の爪は切りにくいですよね。ただし、切り方に気をつけないと様々な不調の原因となるため、注意が必要です。足の爪を深爪してしまうと、痛みだけでなく巻き爪陥入爪の原因となります。

足の爪は、先を丸く切らずに、まずは指先と同じくらいの長さにまっすぐに切ります。その後、左右の角がとがっていますので、やすりなどで少し整えます。
深爪にしないことが大切です。
すでに巻き爪で、切るのに苦労されている場合には、巻き爪用の爪切り・ニッパーもあるようです。

爪はそのまま伸ばすと、自然と丸くなる性質があります。しかし、普段は手足を使うことで、適度な力が加わることによって、平たく伸びていくそうです。

例えば、歩くことができず、足の指・爪に力が加わらない状態が続きますと、足の爪は徐々に丸く伸びていきます。その状態が進んでいくことで、巻き爪となります。

他に、サイズが合っていない靴を履き続けていたり、外反母趾、深爪を繰り返すことでも巻き爪となります。
ですので、適切な靴や爪の切り方、そして、普段から足の指に体重がしっかりのることで、巻き爪の予防となります。


しかし、最近では、立位時に、足の指先が地面から離れている「浮き指」状態のかたが増えているそうです。
この浮き指状態ですと、足の爪に充分に体重がかかっておらず、これも巻き爪の要因の一つではないかと思われます。

昔のように素足で過ごすことが少なくなり、足の指を使う機会が減少しています。下駄や草履、ビーチサンダルですと、鼻緒を指で挟む必要があります。

また素足でなくても、今の靴のようなクッション性なく、地面から伝わってくる衝撃は、足裏全体に伝わります。それによって、自然と無意識に足の指が使われていたのかと思われます。

浮き指状態は、重心がかかと側にあるため、姿勢に影響が出てきます。若い人ではそれほど影響はみられないかもしれませんが、ご高齢のかたですと、歩行や転倒、姿勢が崩れることにより、関節の痛みなどにも影響してきます。

このかかとに重心がある状態でも立位姿勢を維持できるのは、人のかかとがそれだけ発達しているからのようです。
立位時、歩行時にかかとがついている動物は、他はクマやパンダです。確かにクマやパンダは、二本足で立ち上がることが上手です。

一方、犬や猫、他の多くの哺乳類では爪先のみを使い、立って歩いています。野生動物の走行時の俊敏性は、爪先立ちにより得られたものです。
短距離走者のふくらはぎの筋肉が非常に発達しているのは、爪先に重心があり、踵を浮かす動作を反復することによって、できあがっています。

足の指を強くするため、これから下駄や草履をはくわけにもいきませんので、足の指を使う運動が良いかと思われます。

以前に紹介したことがありますが、足の指で、グー・チョキ・パーの練習をしていると、すこしずつ足の指の動きはよくなってきます。
また、床に広げたタオルを、足の指で巻き取っていく練習も、足の指のトレーニングになります。(こむら返りが起きないように注意してください)

続けていくなかで、足の指へと意識がいくようになることで、歩行時や立位時にも自然と使われるようになってきます。つまずいたときなど、足の指に力が入るかどうかで、転倒予防につながります。

太ももやふくらはぎの筋肉と比べ、見過ごされがちですが、地面と接している足裏・足の指もとても大切な働きがあります。そのためにも、普段から足の指・爪の状態を観察してみることをお勧めします。


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