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バイク

2021/05/21

そのほか

こんにちは、にこにこスタッフ森田です。


訪問時はいつもバイクで移動しています。
駐輪スペースや移動の効率などバイクはとても便利ですが、つい無理をすることもあり、車と違い囲われていないため、安全運転に注意しなければならないと感じます。
暑さや寒さ、雨など気候の影響をまともに受けるといった点がありますが、そのぶんバイクで走ることの良さもあり、天候の良い休みの日などはバイクで走りにいったりしています


車は定期点検や車検にて、メンテナンスや消耗品の交換などをおこなってもらいます。
バイクも排気量が250ccを超えるものは車検の必要がありますが、排気量が250cc以下ですと必要ありません。
ただし、メンテナンス、消耗品やパーツ交換は同じ様にしなければなりません。
バイクに詳しいかたなどは、内部の部品交換をご自身でされていますが、私はバイクショップに任せております。


ライトが点灯しなくなる、タイヤが擦り減る、ブレーキのききが悪くなるといった状態ですと、乗っていてすぐにわかりますので、バイクショップに行かれると思います。
しかし、内部のパーツ部品には消耗品が多く、普段通り変わらず走行できていても、実際は損傷が進んでいる場合があります。
そのまま気づかず走行していると、損傷が進んだ部品が壊れてしまい、突然バイクが動かなくなったり、エンジン自体がかからなくなることがあります。
現在の車ではそういったことは起こりにくいのですが、バイクでは時々起こることがあります。私も何度か走行中にバイクが止まってしまい、バイク屋までおしていった経験があります。

メンテナンスの頻度が高いものとして、エンジンオイルが重要となります。
エンジンオイルの役割は、潤滑油として金属の摩擦を軽減し、エンジン内部が高熱になることを防ぎ、発生した汚れを吸着し洗浄するといった働きがあります。

循環していますので、ガソリンのようには消費されませんが、走行距離が増えると、オイルは汚れ、性状が変化し、量は少しずつですが減少します。
汚れたエンジンオイルは一度全部抜き取り、新しいものと交換する必要があります。
車では5000~10000㎞、バイクでは3000㎞など、交換の目安がありますが、実際はその倍近く走行してから交換されているかたのほうが多いそうです。

交換時期が遅れた時は、エンジンオイルは相当汚れているようですが、走行自体には変化がみられません。
タイヤが擦り減っていたり、空気圧が下がっている時は、交換し、空気を入れることで、走行時の変化がわかります。
エンジンオイルの場合はそういった変化がわからないため、交換せずずっと乗り続けているかたも多くおられます。
しかし、汚れ過ぎたまま走行を続けていると、エンジンが故障してしまう可能性があります。
エンジン自体が故障してしまうと、修理や取り換えはかなり大変だそうです。
バイク屋のスタッフの話では、エンジンオイルをマメに交換するかしないかで、そのバイクのエンジン、そしてバイクの寿命は大きく変わるそうです。
バイクには他にも交換が必要なパーツや部品は多くあるのですが、ガソリンの次にこまめなチェックが必要なものがエンジンオイルになります。


このエンジンオイルですが、人の体の血液の働きと似ているように思うことがあります。
また、関節を滑らかに動かすための関節液のような働きもしています。

現在は、血液検査により、体の様々な情報がわかります。
血液の状態は、イメージとして伝わりやすいよう、健康な人の血液は‘サラサラ’で、不健康な人は‘ドロドロ’な状態である、といった説明をされることがあります。
実際に、血糖値、中性脂肪の値が高いかたの血流は、流れが悪く、狭窄している箇所では淀んでいるそうです。
その状態が続くと、血管壁に負担がかかり徐々に傷んできます。

血管そして流れる血液の状態の良し悪しは、人の体の健康状態に大きく関係していますので、健康維持のため、サラサラな血液、そしてしなやかな血管を保ちましょうと言われています。

現在の状態は、血液検査や血圧測定により、多くの情報を知ることができます。
数値が良くなければ、普段の生活、特に食事や運動内容を見直すことで改善につなげることができます。

バイクのエンジンオイルですと、汚れた時は新しいものと交換する必要がありますが、体内の血液は食事や運動習慣により改善できます。
そして、血液が良くなれば、血管の状態もある程度まで改善されます。

すぐに効果はみられませんが、運動習慣を少しずつ取り入れることをお勧めします。
またマッサージは血液やリンパの循環機能の改善に効果があります。

年齢が若くよく運動されていますと、体内の循環は良好で、血液は全身をくまなく流れています。
しかし、年を重ねるにつれ、自然と循環機能も低下していきます。
さらに、運動量自体も減ってきますので、より血流が悪くなり、仕事終わりで帰宅すると、足の浮腫みがあらわれたりします。

加齢にともない循環が悪くなっているのは、腕や脚の体表から見ることができる太い動脈や静脈でなく、毛細血管の働きの低下が大きく関係しています。
心臓から離れた手先・足先といった箇所の毛細血管が、とくに影響を受けます。

毛細血管は大変細いですが、数えきれないほどの本数が体の各細胞に酸素や栄養をいきわたらせ、老廃物や二酸化炭素を回収します。
マッサージやストレッチをしっかりおこなうことで、毛細血管の血流をよくし、手先・足先といった末端部の細胞の新陳代謝を促します。

毛細血管に適切に血流が流れなくなると、その毛細血管自体が詰まってしまいます。
太い動脈や静脈が詰まるのと異なり、毛細血管が1本詰まったとしても体には何の変化もありませんが、細いものですので、一旦詰まり始めると、その部位周辺にある数多くの毛細血管が多量に詰まっていると考えられます。

また太い血管が詰まるということは、それまでに体のあらゆる部位で多くの毛細血管が詰まり、機能していないと考えられます。
そのためにも、普段の血圧・血液の状態を確認し、早い段階から毛細血管の状態を良好に保つことが大切だと思われます。

また、運動やマッサージをおこなうことで、血管内皮細胞から一酸化窒素(NO)が放出されるといった研究結果があります。
この一酸化窒素(NO)は血管の硬さを柔軟にする効果があり、運動やマッサージをおこなうことで、血流の流れを良くすることに加え、血管自体の状態が良くなる効果が期待できます。

マッサージは「こり」など筋肉に対して作用するイメージが強くありますが、血管・血流・リンパといった循環機能にも大きな効果があります。
運動や食事などとともに取り入れることで、血管・血液の状態が良好になると、体自体の健康も改善されます。
バイクのエンジンオイルのように、血管や血液の状態は、エンジン(心臓)の健康にもつながりますので、元気な血管や血液を維持していきましょう。


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